元横綱千代の富士の九重親方が、すい臓がんのため
手術をしていたことが判明しました!
入退院の時期や現在の病状、予後について
気になったので調べてみました。
プロフィール
名前 千代の富士 貢(ちよのふじ みつぐ)
本名 秋元 貢(あきもと みつぐ)
愛称 ウルフ、大将、ゴリラ、小さな巨人、小さな大横綱
生年月日 1955年6月1日
出身地 北海道松前郡福島町
身長 183cm(現役時)
体重 127kg(現役時)
血液型 A型
所属 九重部屋
趣味 ゴルフ、ジグゾーパズル
経歴
九重親方は本名を秋元貢と言い、北海道の漁師の家庭に生まれました。
幼少時から漁業を手伝っていたそうで、この時から足腰が鍛えらえて
運動神経が良くなったと言われています。
意外なことに、子供の時は相撲が好きではなかったそうです。
しかしスカウトから
「とりあえず東京に行こう。入門するなら飛行機に乗っけてあげるよ。」
と言われ、飛行機に乗りたいあまり入門を決意したそうです。
ちなみに両親は入門に反対していたとか。
飛行機に乗りたいからって、理由が子供らしくて可愛いですね(笑)
九重親方は現役時代は「ウルフ」という愛称で呼ばれていました。
自分より軽い力士を、豪快な上手投げ手投げ飛ばす技が一番人気
だったそうです。1981年には角界初の国民栄誉賞を受賞しました。
入院、手術していた!?
九重親方は2015年7月の大相撲名古屋場所を「内臓疾患」のため
全休していました。この時点では診断書は公表されていなかったみたいです。
退院後、すい臓がんのため入退院・手術をしていたことを公表。
治療が一段落してから、世間に報告したかったのでしょうね。
5月31日に両国国技館で還暦土俵入りを行ったそうですが、
がんはその後に見つかったそうです。
ちなみに土俵入り前は本番に備えてジムで筋トレを重ねていたとか。
当日は全盛時と変わらない肉体美に、ファンがため息を落としたそうです。
確かに、還暦とは思えぬ見事なBODY!
がん自体は早期発見でしたそうで、
1ヶ月程度入院してから7月下旬に退院したみたいです。
土俵入りの時の体重は116キロ。
手術後は103キロまで体重が落ちてしまったそうですが、
体調はいいみたいですよ。一安心ですね。
秋場所からは通常通り、無気力相撲をチェックする監察委員の
仕事に就くみたいです。
すい臓がんとは?
すい臓がんといえば、Apple創業者のスティーブ・ジョブスの死因で
あることは有名ですね。
早期発見が困難な上に進行が早いというやっかいな癌のようです。
日本では毎年2万人以上の方が膵臓がんで亡くなっています。
すい臓がんになりやすい人は、喫煙、肥満、糖尿病、慢性膵炎といった
要素を持っている人だそうです。
治療方法は外科切開施術や化学療法・放射線療法があるとのこと。
すい臓がんは進行が進んでいた場合は手術不能の場合が多いので、
九重親方は運が良かったのかもしれませんね。
しかしすい臓がんの予後はあまりよくなく、5年生存率は5%とか。
外科切除が行われた場合でも、約7割が再発するそうです。
九重親方には今後の体調が心配されますが、
いつまでの元気な姿を相撲ファンに見せて欲しいですね。