大俳優で映画監督としても有名な松方弘樹さんが
「脳リンパ腫」という病気に罹患していることが
発表されました。
脳腫瘍の一種と言われている病気ですが、
生存率や余命はどの程度なのでしょうか?
気になったので、詳しく調べてみました!
プロフィール
名前 松方 弘樹(まつかた ひろき)
本名 目黒 浩樹(めぐろ こうじゅ)
生年月日 1942年7月23日
出身地 東京府東京市
身長 173cm
血液型 A型
所属 MARE
脳リンパ腫で入院!
2016年3月から「脳リンパ腫」という病気のために
都内の長期に入院されていることは発表された松方弘樹さん。
【#芸能】松方弘樹「脳リンパ腫」の危険性
体調不良でコンサートの降板を発表していた俳優の松方弘樹(73)が脳リンパ腫と診断されたと、所属事務所が2日発表した。
現在、…https://t.co/oRmYNbyxPK pic.twitter.com/qidShARKZi— DatNews (@DatNews) 2016年3月3日
<報道各社に送られたFAXの内容>
担当医師より検査結果が報告され『リンパ腫』との確定診断に至りました。
(中略)
完全復帰を目指し、治療と療養に専念させていただきたく存じます。
※http://matome.naver.jp/odai/2145691577749173801より抜粋
73歳という高齢でありながら、舞台やコンサートなど
勢力的に活動されてきただけにファンを驚かせましたね。
また報道陣の取材によると、「脳リンパ腫」は悪性腫瘍だそうです。
それでは脳リンパ腫とは一体、どんな病気なのでしょうか?
脳リンパ腫はどういう病気なの?
脳リンパ腫は医学用語では
「中枢神経原発悪性リンパ腫」と言われています。
脳リンパ腫とは文字通り脳に派生したものを指しており、
1980代から発症率が増加傾向にある病気だそうです。
脳リンパ腫は非常に珍しいがんで、
日本では「10万人に1人」の確率で罹患するとか。
患者は男性がやや多いそうで、
かかりやすい年齢は50歳から80歳と言われています。
松方弘樹さんは2016年3月時点で73歳のため、
ちょうど罹患しやすい年齢だったと言えるかもしれません。
脳リンパ腫の症状は通常の脳腫瘍と同じく、
麻痺や言語障害(失語など)、精神症状、けいれん、頭痛などが
代表的な症状だとか。
また一度症状が出たら悪化するのが非常早い病気といわれており、
早期に治療を行う必要があるものだそうです。
それでは、脳リンパ腫の生存率・余命はどれくらいなのでしょうか?
脳リンパ腫の生存率・余命僅か!?治療法は?
松方弘樹さんが罹患している脳リンパ腫ですが、
かなり深刻な病気であることが伺えます。
多くのがんでは「5年生存率」などのデータが発表されますが、
脳リンパ腫は非常に珍しいがんのため
正確な数値は公表されていないようです。
ただし治療別の生存期間中央値は以下の通り発表されています。
・放射線療法単独:15ヶ月
・メトトレキサートの大量投与+放射線療法:約40ヶ月(3~4年)
・R-MPV両方:6.6年※http://www.gan-info.com/321-10.htmlより抜粋
脳リンパ腫はひと昔前では1年も生きられないと言われていたため、
現代医学が発展していることが伺えますね。
次に脳リンパ腫の治療方法です。
がん治療方法としては外科手術が最も完治が期待できるものです。
しかし悪性リンパ腫の場合は「リンパ」という
全身をめぐる組織に腫瘍ができるため、
目に見える腫瘍だけを摘出しても根本的治療にはならないとか。
そこで脳リンパ腫には「放射線療法」と「化学療法」という
治療法を中心に行われるそうです。
松方弘樹さんが入院されてから1ヶ月以上経過していますので、
脳リンパ腫の進行具合が心配されますね…。
一般的に治療が難しいと言われている脳リンパ腫ですが、
完治できる可能性はゼロではないそうです。
実際、松方弘樹さんの担当ドクターは
「パターンを踏め完治する」と言われたと報道されているとか。
これは今後の治療効果に期待したいですね!
松方弘樹さんの体調がよくなることを、
応援していきましょう!
<関連記事>
・北斗晶 乳がんで入院・全摘出手術!?ステージや治療方法は?