コラムニスト等として活躍した勝谷誠彦さんが、2018年11月28日(午前1時48分)、逝去されました。

逝去の理由はアルコール性の劇症肝炎でした。

 

勝谷誠彦さんの症状と死因。診断から約3ヵ月での逝去。

 

2018年8月21日、勝谷誠彦さんは自身の有料配信コラムで「腹痛と膨満感で、3分ほども座ってられない」「まえ屈みだと、右脇腹に激痛が走る」と症状を綴り、緊急入院しました。

その際ににアルコール性の劇症肝炎と診断されました。

 

そして、緊急入院から約1か月半後の2018年10月9日に退院しました。

以下の動画は、「地獄からの生還」を果たしたと言われていた、退院後の勝谷誠彦さんの様子です。

 

 

アルコール性の劇症肝炎になる以前の勝谷誠彦さんと比べて、老け込んでしまっていることが見て取れます。

 

その後、一度は退院したものの腹水の状態が悪くなる一方だったため、尼崎の病院に入院して腹水を抜き、再度東京に再入院となりました。

そして、2018年11月28日に生まれ故郷の尼崎で57歳の生涯を閉じました。

 

診断から約3ヵ月半の出来事でした。それだけ重篤な症状であったことが伺い知れます。

 


アルコール性の劇症肝炎とは

アルコール性の劇症肝炎とは、その名の通り、アルコールに起因する劇症型の(病気の進行が急激な)肝炎のことです。

 

アルコール摂取が長期間続くと、その間、肝臓には負担がかかり続けます。

こういった場合、多くはまず「アルコール性脂肪肝」になります。

そして、更にアルコール摂取を続けていると「アルコール性肝炎」となります。

このアルコール性肝炎が重症化すると、致命的でもあるアルコール性劇症肝炎になります。

 

勝谷誠彦さんはアル中(アルコール中毒者)であることを自称するほど、アルコールが好きでした。

 

2015年9月12日の『勝谷誠彦×中川淳一郎ヘロヘロ対談』では、「15のときから飲み始めて40年間1日も休まずに飲んできましたよ。」とも語っておりました。

「γ-GTPが1,000U/Lくらい」と話す中川さんに対して、2015年当時の勝谷さんは「俺もそれくらいだよ」と語っており、日常的に肝臓に負荷が掛かっていたことと伺い知れます。

※γ-GTPとは肝臓の解毒作用に関係している酵素のことです。基準値は男性が12~65U/L程度で、高いほど肝臓に障害があったり、肝臓に負荷が掛かっていたりすることが予測できます。

 

勝谷誠彦さんの死因となったアルコール性の劇症肝炎は、やはりアルコールの日常的かつ過剰な摂取が原因と考えられます。

 


勝谷誠彦さんの逝去に対する芸能人・著名人のコメント

 

勝谷誠彦さんの逝去に対して、生前に交流のあった芸能人や著名人の方々がコメントを出しています。

 

勝谷誠彦さんは『スッキリ』(日本テレビ系)のコメンテーターも務めていました。

その『スッキリ』の司会者である加藤浩次さんは、

「印象的なのは、何も忖度(そんたく)せず、自分が思ったことをはっきり言う」

「どんなバッシングを浴びても、自分の意見をしっかり言う」

「あえて偽悪的に自分を見せていた。コメンテーターとしてずっと(番組に)居て欲しかった」

と偲んでいました。

 

 

また、参議院議員でジャーナリストの有田芳生さんは、

「思想的立場は違えども、拉致問題解決のためにニューヨーク・タイムズやル・モンドなどに掲載する意見広告運動の同志でした」

「ありがとう。お疲れ様でした」

と悼みました。

 

以下は2016年7月11日時点での有田芳生さんのツイートです。

 

 

勝谷誠彦さんと有田芳生さんは思想的な立場こそ違いますが、勝谷誠彦さんから当選祝いの連絡がきたり、有田芳生さんがそんな勝谷誠彦さんに感謝をしたりと、勝谷誠彦さんのことを生前の頃から「思いは共通」、つまり「同士」だと考えていたことが伺い知れます。

 

 

2018年11月28日の『あさチャン』(TBS系)でも、勝谷誠彦さんの急逝が報じられました。

 

日本テレビ時代に交流があったフリーアナウンサーの夏目三久さんは、

「10年ほど前、勝谷さんが朝の番組を担当されていて、私が昼の番組で、メークルームにオンエアを終えた勝谷さんが走ってこられるんですね。ガハハと笑いながら気さくに話しかけてくださって、さーっとメークを落として帰っていかれる」

「あんなに元気だった勝谷さんが…と思うと本当に信じられないし、残念でなりません。勝谷さん、どうぞ本当にゆっくりとお休みください」

悼んいました。

 

 

57歳の若さで亡くなられた勝谷誠彦さん。

「たかじんのそこまで言って委員会」などでよく拝見しておりましたが、コラムニスト、コメンテーターとして本当に一流の方でした。

 

心よりお悔やみ申し上げます。